スリムドライブはデスクトップのものとは異なり、スレーブ、マスターの切り替えがないものが多く、取り付けただけでは認識しない場合があります。
ここでご紹介するのは認識させるまでの汎用的な交換方法の流れをまとめたものです。
この手順を行うことでほとんどの場合で認識しますが、ドライブ自体に手を加えるため、メーカー・弊店とも保証対象外となります。この点をご理解頂き慎重に作業を行って下さい。
■交換手順
① スリムドライブをノートパソコンに装着してみる。
② うまく認識(書き込み・ブート等)しなかったりしたら…
③ ホームセンターなどに売っている台所用補修アルミテープを買ってくる。
④ アルミテープを切って,45pinと47pinをショートさせる
⑤ PCに差し込む
⑥ 駄目なら 47pinに紙テープ(セロテープ可)などを貼って絶縁する
と、ポン付けで動作しなければ対応できる方法としては2パターンあるのです。スレーブだとかマスターだとか出てきますが、結局認識させる方法としては④と⑥、このどちらかで対応することになります。
■後ろから見たコネクタの図
■④の方法を試す
④の方法は47pinのすぐ隣が45pinでその隣が43pinなのでここをアルミテープでショートさせます。
こんなかんじで紙テープに、ピンをショートさせる幅のアルミテープを貼り付けます。
そしてこの作ったテープをひとまずドライブのコネクタ部分に貼り付けます。
貼り付けたら赤い線付近をカッターで切り、上部のテープは捨て、コネクタ側についているテープを奥へ折り込み、コネクタに圧着させます。
アルミテープは47、45、43pinに覆いかぶさるように貼り付けます。
これで④の方法は完成です。
■⑥の方法を試す
これで認識しない場合は⑥ですが、⑥は47pinを覆うだけでいいので簡単です。
方法はアルミテープをセロハンテープやクリアテープに換えて同じ方法で試してください。
絶縁するために行うのでアルミテープでは意味がありません。